北海道新幹線並行在来線対策協議会後志ブロック会議について

 令和3年12月27日(月)、北海道新幹線並行在来線対策協議会第11回後志ブロック会議が倶知安町で開催されました。
 北海道新幹線の開業に伴い、JR北海道から経営分離される函館線のうち、長万部・小樽間について、北海道と沿線9市町(小樽市、長万部町、黒松内町、蘭越町、ニセコ町、倶知安町、共和町、仁木町、余市町)で、地域交通の確保に関する検討を行っています。
 今回の会議では、上下分離方式として国が鉄路を保有する可能性や災害等発生時の迂回路に対する貨物調整金の適用など、国やJR北海道などの関係機関から情報の提供を受け、これまで課題とされた事項について、共通理解を図りました。
 また、各沿線自治体で行われた住民との意見交換会等の開催状況や議会での報告状況を踏まえ、並行在来線については、倶知安町、共和町、仁木町、長万部町がバス転換、余市町が余市・小樽間の鉄道維持を表明し、本町と小樽市、黒松内町、ニセコ町が態度を保留しています。
 今後は、来年1月に改めて結論を出す場が設けられる予定ですが、町では、住民説明会で寄せられたご意見や、1月14日(金)まで募集しているご意見なども踏まえ、議会とも協議を行って、町の方針を決定することにしています。

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