【8月24日情報更新】地熱開発事業蒸気噴出事故に伴う、飲用井戸水「ヒ素」成分検査のお知らせ

地熱開発事業蒸気噴出事故に伴う、飲用井戸水「ヒ素」成分検査のお知らせ

【令和5年8月22日第4報】
 当町で実施した飲用井戸水の「ヒ素」成分検査のうち、水道法に定める水質基準を超えた3検体について、北海道が定める「北海道飲用井戸等衛生対策要領」に基づき、8月4日(金)に倶知安保健所による立入調査が実施されました。
 また、8月18日(金)に同立入調査を踏まえた保健所の現状での見解が下記のとおり示されました。
 つきましては、当町では同見解に基づき、下記のとおり対応して参ります。

(倶知安保健所の見解)※要約
①汚染経路を把握するために必要な関連データ等が十分ではないため、汚染経路把握は現状困難。
②汚染の影響を受ける範囲の特定は、汚染経路の把握が困難であるため、現状では不可能。

※「北海道飲用井戸等衛生対策要領」につきましては、下記リンクよりご確認ください。
※倶知安保健所における、現状での見解の詳細及び今後の対応については、同所にご確認ください。
 問合せ先:倶知安保健所 生活衛生課 0136-23-1962

(当町の見解)
 今回実施した標記検査におきましては、過去のヒ素の水質検査データがないため、自然由来の物か、蒸気噴出の影響なのかの関係性を判断することが難しいと考えております。しかしながら、今回の検査の結果、ヒ素が検出されたため、当町として下記のとおり対応しております。

(当町の対応)
① 基準を超えた検体の飲用等の中止及びモニタリングの継続実施。
② 設置者に対する、令和5年8月1日(火)倶知安保健所主催「健康危機管理研修」での研修内容を踏まえた飲用指導の実施。
③ 当町を管轄、監督する立場である倶知安保健所の今後の対応に則した、対応の検討及び実施。

※ 倶知安保健所主催「健康危機管理研修」につきましては、下記リンクよりご確認ください。

【令和5年7月28日第3報】
 飲用井戸水の「ヒ素」成分検査を希望された方の検査が終了しました。
 検査を行った24検体についての結果をお知らせします。

  水道法に定める水質基準を下回ったもの  21検体
  水道法に定める水質基準を超えたもの    3検体

 検査結果については、井戸設置者にお伝えするとともに、倶知安保健所と共有し、基準を超えたものについては、飲用等を中止し、モニタリング調査を継続するなど適切に対応して参ります。
 なお、今回基準を超えた3検体について、湯里地区蒸気噴出との因果関係については、現時点で不明です。

【令和5年7月27日第2報】
 希望のあった方の検査を実施いたしました。
 検査の結果については、井戸設置者にお伝えするとともに、倶知安保健所、蘭越町において共有し適切に
対応いたします。

 【第1報】
 日出ヶ丘、湯里、日出、黄金、昆布温泉通1.2町内にお住まいで、飲用井戸水を使用されている
方を対象に、井戸水のヒ素成分検査を実施いたします。
 検査を希望される方は、下記問い合わせ先へご連絡をお願いいたします。

※対象地域で飲用水以外として使用されている方、
 対象地域以外にお住まいで検査を希望される方はご相談ください。

お問い合わせ先
住民福祉課 環境衛生係
TEL 0136-55-6438
受付時間 午前8時45分~午後5時30分 電話及び庁舎窓口にて対応
(休日、祝祭日を除く)