姉妹都市提携
姉妹都市提携５５周年の交流
蘭越からサールフェルデンに作務衣のプレゼント
2024年（令和6年）、本町とサールフェルデン市（オーストリア連邦共和国ザルツブルク州）が姉妹都市提携を締結して55周年を迎えました。
これを記念し、同年10月、本町から「作務衣（さむえ）」をプレゼントしました。
サールフェルデンからのお返し
姉妹都市提携55周年の記念と作務衣を贈ったお礼として、サールフェルデンから、お手紙と、現地の国際ジャズ フェスティバルのグッズ、写真集をいただきました。
金 秀行 町長！
蘭越町民の皆様！
私たちの町の姉妹提携55周年という節目に、遠くヨーロッパのザールフェルデンの私たちを思っていただけて大変光栄です。ちょうど昨日、クリスマスパーティーで大先輩の生き証人に会って、蘭越について話しました。彼は何十年も前に蘭越町に行ったことがあるのですが、私たちのパートナーシップが始まった当初、蘭越町への旅行がどれほど時間がかかったかを今でもよく覚えていました。
私たちのパートナーシップは55 周年を迎え、この数十年の間に多くのことが変化しました。
そこで、私たちの町について少しご紹介したいと思います。
1969 年、ザールフェルデンの人口は 10,000 人でしたが、現在では 17,300 人となっています。この間、私たちの町は大きく成長し、「ピンツガウ」と呼ばれる地域は、学校、トレーニングセンター、企業とともに、この地域の中心的な存在になりました。
私たちは、特に観光業を通じてこの地域の経済的重要性を築きあげてきました。レオガング、ツェル アム ゼー カプルーン、ザールバッハ ヒンターグレムといったトップクラスのスキーエリアがあり、そして今年、アルペン スキー世界選手権2025が開催されます。(https://www.saalbach2025.com/de) 世界的に名を知られ、毎年、国内外から多くの観光客がこの地域を訪れます。
私たちの町ザールフェルデンは、音楽界でもよく知られています。毎年夏に開催される国際ジャズ フェスティバルには、多くの国際的なアーティストやジャズ愛好家が集まります。このフェスティバルは、私たちの文化カレンダーのハイライトであり、伝統的なものから現代的なもの、実験的なサウンドまで幅広いジャズ音楽を提供し、2025 年で 45 回目の開催となります。音楽の多様性を体験すると同時に、私たちの町を見いだす絶好の機会です。
ザールフェルデン・アム・シュタイナーネン・メールは、山々の峰々 (シュタイナーネス メアーと呼ばれる)と、手付かずの自然に囲まれたのどかな場所で、私たちはただそこに住むことに幸せを感じます。
この手紙で、ザールフェルデンと先ほどのジャズ フェスティバルを思い出していただけるささやかな贈り物をしたいと思います。
親愛なる金秀行町長のご多幸をお祈りし、また近いうちにお便りをいただけることを楽しみにしております。
敬具
市長
イーリッヒ・ローモザー
国際ジャズフェスティバルのグッズと写真集は、役場1階ロビーに展示しております。
また期間限定で、いつも民族衣装を着ているマネキンが、国際ジャズフェスティバルのＴシャツを着ていますので、来庁される際はぜひご覧ください。
